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「地獄から這い上がっての『ギターケース』制作秘話」

とても久しぶりのブログ更新です。


9月の中旬から少しずつ落ち着いてきたコロナですが、ワクチンや治療薬もまだ決定的な解決策となっておらず、新たな変異株の流行や第6波がいつくるのかなど先の見えない状況が続いています。


近況ですが、私は医療機関に勤務しており厳しめの行動制限をしております。コロナが流行し出してからの1年10ヵ月で飲みに行ったのは数回、ライブについては9月に予定していた2つのイベントも中止となり結果として約2年間やれておりません。

そのようななか、自分が勤務する医療機関でクラスターが発生してしまいました。私は事務局として対応に追われました。クラスターが無事収まったあと、今度は自分の体調を崩してしまい完治まで2週間。心身ともに相当なダメージを受けた地獄のような4週間でした。

一方、音楽活動については「Washi soul」リリースから約半年が経過し、直後はバーンアウトした感もありました。「Washi soul」は、ロンドン在住ギタリストKENJI SUZUKIさんのバックアップを頂き今までにないクオリティの作品となりました。チャリティアクションとしては私の力不足もありお役に立てたかどうか分かりませんが自分に出来ることの精一杯でありました。


そのようななか蝮野 潤二さん(FBネーム)の企画で函館のミュージシャンでチャリティアルバムを作るというお話を伺い(リリース時期未定)4月に作詞作曲した「ギターケース」という曲を提供することとし、早速レコーディングに入りました。「Washi soul」以後初めての曲、KENJIさんの力を借りずに1人で作るという以前とは違うプレッシャーを感じつつ作業を進めました。「ギターケース」は「Washi soul」の制作を通してKENJIさんから学んだことが反映された作品になっています。ベースラインの重要性、鍵盤の音色、パーカッションの使い方、編曲、ミックスバランスなど以前とは全く違う意識で取り組みました。音楽センスなど到底KENJIさんの足元にも及びませんが音作りへの豊富なアプローチを学びました。KENJIさんには感謝しかありません。


歌詞はコロナ禍でのやり場のない気持ちをストレートに表現しています。音楽仲間やライブ会場スタッフの皆さん、会場に足を運んでくれる皆さんの顔を思い浮かべ、そしてライブが出来ず出番の来ないギターケースのこと、自分勝手なプライドのこと…。ブリッジ部分の「あー密になって、あー騒ぎたいね」は、この時期には不謹慎かもしれませんが率直な気持ちが歌詞、メロディとして湧き出てきました。


歌詞は下のジャケットをクリック!


サウンドやコード進行、アレンジはビートルズを意識して作りました。特にリンゴ風のドラミング、ストリングスやブリッジ部分のイングリッシュホーンなども敢えて寄せに行きました。


歌メロはAメロからいきなりサビにいきます。そしてAメロとサビの声量が全然違います。それらを違和感なく聴こえるようなレコーディングとミックスに相当苦労しました。5月中旬に完成させたつもりでしたが、9月後半、体調が回復してからもう一度ミックスを大きく修正してやっと完成しました。1曲に時間がかかり過ぎですが、9/23に無事YOUTUBEに公開できました。地獄から這い上がって仕上げたギターケース、ぜひ聴いてください。




長くなりましたが、今後も音楽を諦めずに前進します!音楽をやればやるほど自分の未熟さ、無知さ、下手さが分かります。やればやるほど壁にもぶつかります。しかしその分成長の手応えも感じます。音楽は生きるエネルギーをくれます。今後もソウルシンジは挑戦を続けます!


皆さんにお会い出来ることを願って

2021.9.24

ソウルシンジ

soulsin-g

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