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最後のライブから一年が経った今、何を思う

更新日:2020年12月14日

自分にとって一番最後に実施したライブは、2019年12月14日、mokaさんとのツーマンライブ(モカシンライブ)in くあふぉり。早いもので一年が経過してしまった。会場となった『くあふぉり』は惜しまれながら夏に休業となってしまった。本当は今月12/12にモカシンツーマン2020をやる予定を立てていた。


42歳の年末から音楽活動を再開して8年。ライブの回数も年々増加し通常30回/年を超え、東京、札幌、仙台、苫小牧、室蘭など活動範囲も広がって来ていた。そして2020年1月に金森ホールを予約し10月のワンマンライブを告知した。2月に新しいアー写も撮った矢先、新型コロナウイルス感染症の拡大が始まった。結果、2020年のライブはすべて中止となってしまった。


ライブで完全燃焼して、お客様から拍手や歓声を頂きライブ後に共演者やお客様とビールを飲む。気持ちをリフレッシュさせ、また次のステージ、次の街、出会いを楽しみに腕を磨く。そして仕事も頑張る。すっかりそれが身体に馴染み、当たり前のリズムになっていた。




それが今年急に無くなってしまった。そして一年間が経過した。この一年間で分かったことは、如何に皆さんの拍手や声援に支えられていたか、そして音楽仲間との繋がりで元気をもらっていたか、歌うことで元気をもらっていたか、である。




医療機関に勤めていることもあり、コロナの影響を大きく受けた。仕事も大変になり、現在はライブどころか外食や飲み会も自粛中である。

3月頃はコロナ鬱と言っても良い状況であった。しかし、その状況を救ってくれたのはやはり音楽だった。それはSuzuki Kenjiさんとの音楽制作だ。2019年の夏にサウンドパパ吉田社長のお陰でkenjiさんと出会い、3月に私が音源制作に活動をシフトする宣言をしたところ、ご厚意でお声がけを頂いた。


3月末から自分のデモソングを作成開始、その後ロンドン在住のkenjiさんにデータを送りギターのレコーディングやアレンジをしていただき、7/1、8/1とニューシングルをリリース出来た。それだけに留まらず、何とアルバム全体をサポートして頂くことになりもう少しで完成というところまで来ている。kenjiさんとの制作は夢のようなことで未だに信じられないことでもある。本当にkenjiさんに感謝している。


50歳となった2020年、新型コロナウイルスに世界が翻弄された。そしてそれはkenjiさんとの制作とも偶然ではなく密接に関わっている。kenjiさんはコロナがなければシンプリーレッドの世界ツアーに出ているはずでステイホームでのレコーディングは本来あり得ない状況である。私も2019年にMy soulSをリリースしたので2020年はライブを中心に活動予定していた。コロナだから実現したことでもあるのだ。



新曲『月は何も言わない』

ラジオNIKKEIおとなのバンド大賞 

おとバンde賞受賞曲


ライブを休止し一年経った今思うことは、ライブや音楽、歌うことに自分がいかに救われていたかであり、ライブがない今だからやれること、今しか出来ないことに全力で挑むことが大事ということ。

コロナに人生を後退させられてたまるか、絶対に前進してやる!という想いで乗り切ってやろうと思う。そして自分のことだけでなく、自分の歌でコロナ禍に貢献できるようなことはないかも考えている。

皆さんそれぞれあらゆる立場で頑張っておられると思う。共にこの難局を乗り越えて行ければと思う。




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